平成2219
第34回武庫川エコハイク
「武庫川渓谷と桜の園ハイク」実施報告
エコグループ・武庫川
日 時:
平成22年(2010年)1月9日(土)9:30〜14:30  天候:晴時々曇
行 程:
JR西宮名塩駅前(名塩ニュータウンの説明、コースの概要・注意事項)−塩瀬集落(説明)−くらがり街道(昔の街道利用と茅葺住宅など説明)−尼子谷川(説明)−旧福知山線廃線跡(昨年度から変わったJRの管理状況と自己責任問題など)−旧リバーサイド住宅地(23号台風洪水被害と以降の対策)−どん尻川(説明)−渓谷・高座岩(武庫川の誕生と流域、渓谷の地質・景観・植物群落等説明)−ダム計画地(下流治水対策としてダムを県が検討中の説明)−人面岩場(説明)−北山第1トンネルー十国の滝(説明)―北山第2トンネル(説明)ー重次郎ヶ淵(説明)−溝滝(説明)−天狗岩(説明)−武庫川第2橋梁(周辺の景観、23号洪水時の状態を説明)−桜の園景観ポイント(渓谷と桜の園遠望説明)−親水広場(昼食、桜の園「亦楽山荘」と「櫻守の会」保全活動紹介)−もみじの道―城ヶ丘―隔水亭―育樹の丘―さくらの道(そらぞれポイントで景観と活動状況説明)−長尾山第2・3トンネルー温泉橋(ハイキングの中締め)−神戸市水管橋(説明)―武田尾橋/武田尾温泉(説明・解散)−JR武田尾駅
( )内は森本 説明項目、資料(行程図説明書)配付
参加者:41人(スタッフ5人含む)。
一般参加者は宝塚市・西宮市・伊丹市・尼崎市・三田市の流域各市からの参加のほか、流域外からは川西市・芦屋市・神戸市(須磨区・北区・西区・中央区)・明石市・姫路市・三木市・加東市・茨木市などから参加をえた。内訳は丁度半数が女性の方、又、初参加者は10名程あった。
所 感:
寒い季節だが前日から引き続き天候に恵まれて参加者も多数あった。日差しの当たった渓谷の美しさを案内出来ると元気にスタート。昔の街道集落を見ながら廃線跡へ、リバーサイド住宅洪水被害の説明の時、地元の参加者の方より当時の様子を補足説明して下さった。JRは昨年秋に安全対策でガーデンフエンスを張り注意看板取り付け少し渓谷の自然と違和感がある。ダム計画地での不満の声、兵庫県自然環境保全課はV字谷渓谷の貴重な自然を、自然景観の見地から又、岩上植物群落の貴重性を第1に評価しておりながら部署が違えば考えは別、それで良いのであろうか。人面岩場で説明を求められたが、現在は常緑アラカシの繁茂で分かり難いが、コジイ林等宝塚市に残る極相林の貴重な場所。渓谷を楽しみながら昼食場所の親水広場へ、動いていると少し汗ばむが休憩すると冷え込むので早めのスタート。亦楽山荘へは全員参加、少し厳しいけど季節の美しさ宝塚の名所をPRし想像を含まらせ疲れを飛ばす気配りを。参加者の多くは季節に是非来たい声が多くあった。体調の悪い方もおられたが全員元気に最終の温泉橋へ。ここで一応解散、あと希望者の方を武田尾温泉足湯に案内し2時30分頃自由解散。  

@名塩駅前に41名、ガイドは森本氏

AJR西日本の看板:廃線跡はハイキングコースではない

B最も長い北山第2トンネル

C桜の園を遠望する

D親水広場からさくらの園へ登る

E桜の園 ヤマザクラの古木

F武田尾 温泉橋

G足湯で疲れを癒す
助 成:この武庫川エコハイクは兵庫県瀬戸内海環境保全連絡会からの助成を受けております。
文/上田(宏)、写真・編集/平山 

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