平成31年4月13日
アクセスカウンター

143回武庫川エコハイク 

「武庫川渓谷と桜の園ハイク」実施報告

エコグループ・武庫川
日 時:平成31年(2019年)4月13日(土)9:45〜14:00  快晴
行 程:集合:JR西宮名塩駅前(9:45-55挨拶とコース・名塩地区の説明)〜塩瀬中学(説明)〜尼子谷川(説明)〜保護樹楠と基準点(説明)〜くらがり街道(丹波街道と集落説明)〜廃線跡(旧福知山線説明)〜名塩川合流点(川の合流状態と旧リバーサイド住宅説明)〜高座岩(説明)〜第1トンネル入口・ダム計画案地(10:40ダム計画中止と河川治水対策等説明)〜北山第2トンネル入口(10:50渓谷岩場の説明とトンネル)〜溝滝トンネル入口(渓谷のポイント地/伝承等説明)〜第2橋梁(武庫川の難所/洪水時の状態と災害説明)〜桜の園景観ポイント(説明)〜親水広場(11:45-12:30説明/昼食休憩)〜集合記念写真・桜の園周遊(2コースで案内/園内周回と桜の道花見〜13:50)〜新田川・僧川(説明)〜僧川合流点(14:05参加者確認・次回の案内して解散)
              ( )内は案内担当:森本・浜野の説明
 当日配布資料(行程図説明書次回行事案内
参加者:144名(内訳:一般135名+スタッフ9名)
 一般参加者は宝塚市・西宮市・尼崎市・伊丹市・神戸市北区・三田市の流域各市からの参加の他、流域外からは川西市・神戸市東灘区・中央区・兵庫区・長田区・須磨区・垂水区・芦屋市・たつの市・播磨町・西脇市・姫路市・箕面市・高槻市・守口市・門真市・枚方市・大阪市福島区・淀川区・西淀川区・西区・東住吉区・港区・堺市・泉佐野市などの地域からも参加を得た。
所 感:
 本日は朝から快晴。青い空と、ほかほか陽気でまさに花見日和である。天候の変化の多いこの季節、今年は雨天の日が少なくて良かった。しかし、先日10日は、朝から寒いなーと思っていたら、東京では雪、珍しい5年振りの出来事という。満開の桜に、真っ白な雪帽子の姿を、また、雪の重みで枝が折れるほどになったニュースを見る。春の異常気象は夏の猛暑の前触れ?そんなことが気になった。集合場所、名塩改札口デッキは、見る見るうちに一杯になり、なんと135名の参加者になる。事前の問合せも多かったが、今年は天候に恵まれて参加者が増える事は予想できたがこんなに・・先週4月6日は「桜の園」20周年記念行事であった。NHK-TVの放送が、阪神版と近畿版の2回も紹介した。そんな情報の影響もあったのか、遠方からとか、初めての方がグループで参加者が目に付いた。配布資料も準備していた110部も足らず、急ぎコンビニで印刷間に合せをする。朝の挨拶でも多人数でガイドも不手際になる事ことわりをいれ、スタッフ全員で案内に努める事説明してスタートする。140人を越す団体は、さすがに多く、長い列が続き先頭でのガイドではお役に立てない、配布資料を見ながらをお願いして歩く。

西宮名塩駅でスタートミーティング144名
「廃線跡」
 塩瀬の集落を昔の街道の説明しながら廃線跡へ出る。渓谷と周りの山は新緑の始まり、白いタムシバの花は終わり、赤いコバノミツバツツジ、花と若葉の山桜が際立っている。山桜は満開に近い、晴天の空、風に乗って甘い香りがやさしく嬉しい気持ちになる。武庫川の水も豊かである。長い列の中にスタッフが入り、ポイントでの簡単な説明ぐらいしか出来ず。今日は皆さん自由に美しい渓谷を見て楽しんで貰うしか方法はなかった。親水広場手前の景観ポイントでは、桜の道の淡紅色の群落、こんもりと山になり広がり楽しみを誘っている。昼食休憩はいつもの親水広場、ササベザクラも満開で迎えてくれている。そんな中でゆっくりと食事をとる。河原も広場も満席であった。

廃線跡入口

名塩川鉄橋

北山第1トンネル

溝滝

武庫川第2橋梁

桜の園展望
「桜の園」
 集合写真を「桜の園」周遊前に撮る。園内周遊コースは2組に分けて案内。@健脚向き・新緑紅葉の道から桜の道周回コース、A桜の道から育樹の丘花見コース、半々ぐらいの参加であった。桜の園での花見を案内して武田尾へ向かう。途中、新田川のシダレザクラも満開、僧川合流点のオオシマザクラも満開で緑の葉と真っ白な花、香りも高く心の美しさをもらえる花、野生種では代表種であるオオシマを見て解散場所とした。

桜坂(クリック&クリックで拡大)

武田尾僧川合流点から桜の園を振り返る
今日のコースを振り返り、廃線跡はきれいに草刈り整備が出来ており、野草や低木の花が少なく少し寂しい思いがあった。しかし、晴天の空の下で美しい渓谷を見て、元気をもらい楽しんで頂けたと思います。全員の無事を確認、次回の案内をして解散した。
<サクラ>

ヤマザクラ(桜の園)

オオシマザクラ(廃線跡入口)

ササベザクラ(親水広場)

ソメイヨシノ(親水広場)


親水広場で参加者の皆さん(クリック&クリックで拡大)

文:上田宏/写真:平山   

戻る

inserted by FC2 system