平成29年6月10日
122回武庫川エコハイク 

「道場から大岩岳・丸山湿原を歩く」実施報告

エコグループ・武庫川
日 時:平成29年(2017年)6月10日(土) 9:45〜16:00
天 候:快晴
行 程:JR道場駅前(挨拶・コースと道場地区の説明9:45発)―千苅浄水場(説明)・東山橋―尾根道・鉄塔178(11:00小休憩)―大岩岳麓(11:50)―大岩岳山頂・・分岐(12:15〜12:50昼食休憩)―東大岩岳―丸山湿原駐車場(13:50)―丸山第1湿原(14:00説明)―風吹岩(説明)―東山橋(15:45確認一次解散)―JR道場駅(16:30最終)( )内は案内担当説明  当日配布資料(行程図説明書丸山湿原案内冊子次回行事案内
参加者:109名(内スタッフ9名)
 一般参加者は宝塚市・西宮市・尼崎市・伊丹市・神戸市北区・三田市の流域各市からの参加の他、流域外からは神戸市東灘区・中央区・長田区・須磨区・兵庫区・芦屋市・たつの市・三木市・川西市・猪名川町・豊能町・池田市・箕面市・豊中市・吹田市・茨木市・枚方市・堺市・和泉市・生駒市・八幡市・大阪市東淀川区・北区・都島区・住吉区・福島区・奈良香芝市などの地域からも参加を得た。
所 感:今週7日に梅雨入りの発表があり、早くも今日は梅雨の中休み快晴であざやかな夏の空である。道場駅前は9時頃多くのグループでいっぱいであった。先月行事、仁川・北山コースは雨天中止となり、案内チラシ配布出来ず参加者数に心配はあったが電車到着ごとに、見る見るうちに多くの方が集まり100名の参加者となる。皆さん、新聞とHPを見て、又、ネットのハイキング情報で遠方の大阪南部とか奈良、京都方面からの方が増えた。
 最初の挨拶、説明で、これだけの人数になると、先頭の案内説明では難しく、配布のコース案内資料の利用をお願いしてスタートする。
武庫川に沿って渓谷の説明をしながら下り、千苅浄水場前で、千苅水源池と浄水場の説明をする。
千苅ダムから流れる水量は少なく川は岩場状態、このところ雨量が少なく水生生物も寂しく感じる。ダム下流合流点にかけての渓谷は、昨年から水の流れを良くする為、大規模な改修工事がされ水の流れ幅を広げたが岩場の河原の景色である。
浄水場前から右折し東山橋を渡る。橋から川下に来春開通予定の新名神高速道の武庫川橋が見える。橋を渡って左折し尾根道へと登って行く、振り返るとロッククライミングの不動岩が見える。
 本日の尾根筋歩きは、そよ風が通り心地よい天候である。鉄塔178で小休憩をとる。今回の山歩き、100名を越す人数になると、先頭と、最後尾では10分以上開いてしまう。経験者から初心者と幅広い参加者であり先導が難しい。途中で二人の方(女性)、「足のつり」で不調をきたし手当、ツムラ漢方68を服用。丁度、大岩岳の麓で昼食かねて休憩し体調調整をする。
ルート大岩岳山頂へは、巨大な露岩帯を急登するのだが、不調組10名程は山頂を避けて近道で昼休憩場所へ合流する。全員そろって東大岩岳から丸山湿原駐車場へ下る。ここ丸山駐車場で、体調に自身の無い方リタイヤ(女性5名)、西谷の森公園に出てバスで宝塚駅へ帰路をとる、スタッフ1名付き添う。
遅れて最後尾組、丸山湿原第1で合流する。時間待ちもあり、丸山湿原群の説明は簡単になり配布冊子を参考にお願いし、次の風吹き岩へ進み、はげ山の風吹岩で展望かねて休憩をとる。
 丸山周辺の丘陵地は凝灰岩で風化しやすく多くの「はげ山」を見ることができる。風化した土は非常に細かい粘土に近いシルトです。このシルトは雨が降ると斜面下方へと流れ出て谷底を埋め傾斜が緩やかでシルトからなる谷底には水が停滞して湿潤な土地が形成される。これが湿原で丸山では多くの湿原群を見ることができる。
ザレ場の多い尾根道は滑りやすい、本日は天気続き後で良かった。丸山湿原から東山橋までが、案外長く感じた、疲れたせいなのか。最後尾との時間差がかなりあったので、東山橋で一応確認して解散として、各自、道場駅へ向かう。
 今回の振り返りであるが、行事案内チラシでは「健脚向き」の表示をしたが、メディアでの告知方法に課題が残った。複数の初心者の参加があり「足のつり」がでた事、対策として出発前の注意喚起する事を工夫したい。(JR道場駅〜大岩岳・丸山湿原〜JR道場駅 約11km)
文/上田 宏

写真


@道場駅前でスタート挨拶

A羽束川に架かる東山橋を渡る

B鉄塔尾根を歩く

Cハイカーであふれる大岩岳山頂

D大岩岳と千苅水源池(東大岩岳から)

E丸山(左)と丸山湿原を俯瞰する(東大岩岳から)

F丸山第3湿原

G丸山第1湿原で説明を聞く

H丸山三角点付近

I風吹岩に立つ
写真撮影/平山

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