平成29年1月14日

116回武庫川エコハイク 

「切畑・古宝山から僧川を下る」実施報告

エコグループ・武庫川
日 時:平成29年(2017年)1月14日(土)10:10〜15:00  天 候:晴れ(寒波襲来)
行 程:
 宝塚駅前阪急バス乗場(バス10:20発)・・・・切畑会館前下車(願宗寺・素戔嗚神社/11:00挨拶・コース説明11:20)―切畑旧道-林道―鉄塔#191(12:05)―古宝山(12:30昼食休憩13:00)―急な下り坂―八王子山(13:30−旧参道下り―県道玉瀬(13:50)―出合橋/新名神高速道工事現場(14:10工事状況の説明/全員無事確認、一次解散14:30)―大岩稲荷(14:35果物直販店14:45)−JR武田尾駅(15:05到着、約8q)
 当日配布資料(行程図説明書次回2月行事案内


参加者:80人(内スタッフ8人)
 一般参加者は宝塚市・西宮市・尼崎市・伊丹市・神戸市北区・三田市・篠山市の流域各市からの参加の他、流域外からは神戸市長田区・須磨区・西区・三木市・猪名川町・豊能町・箕面市・茨木市・豊中市・大阪市東淀川区・城東区・西区・住吉区などの地域からも参加を得た。

所 感:
 今週は体に堪える真冬日が続く、この週末土曜夜から今季最も強い寒気に覆われると予報である。その本日の朝、晴れているが電話での問合わせが普段より多くある。寒波予報に関わらず集合時刻、宝塚駅前バス乗場は見る見るうちに参加者で一杯になり最終80人となる。
 バスには62人乗車、残り18人はタクシー利用の対応をする。事前対策で予想して阪急バスと交渉するが臨時増便は難しい、運転手不足でという。ジャンボタクシーも当たるが事前予約で空車無しであった。
 バスとタクシー分乗し切畑で集合、バス停近くの願宗寺広場でスタートの挨拶とコース説明をする。切畑地区と新名神高速道工事の説明中でも広場の風は冷たく早々にスタートする。
 
切畑地区の生活道路を通り、僧川の支川の坊川沿いを上り県道沿いの林道を入る。この辺が坊川の源流地帯である。林道は車幅あり、道沿いは畑(果樹園?)の跡 が残っている、実ったキウイのすずなりを見つけて何人かが食べていた。少し進むと古宝山登山口。古宝山は切畑地区と玉瀬地区の間に位置し、周囲の山より独立した山塊である。東側切畑からのルートは、現在鉄塔の巡視路として利用されており厳しくはない。尾根を進むと鉄塔191があり「姫二火力線」とある。姫路より奈良県生駒市へ続く線路の一部である。参加者の一人からそんな説明があった。古宝山は一部に植林も見られるが山域全般は広葉樹を主とした典型的な里山である。春先にはタムシバの白い花を車道からも多く見られる。鉄塔付近で昼を告げるサイレンを聞くが古宝山で休憩と決める。山頂には12時30分頃到着、昼食休憩30分とする。山頂部には祠と三等三角点がある。
 さすがに今日は風も冷たく寒い、ゆっくり休憩にならず、動きたくなる。早く動きたいが、ここから西側玉瀬地区への下りルートは急傾斜が続き難コースなのでロープ張りの先発隊が出る。
 この西側は参拝道だったのだが、現在は荒れて掘れこんで水の流れる溝状の道、急下り道が続く途中NHKのアンテナ設備がある。好天で足元も良く、ロープ張り対応もあって、一番心配していた難所もスムーズに無事通過出来た。次の八王子山到着、社が祀られている。展望の良い所だが今日は休憩せず先へ進む。参道の崩れた石段を注意深く下り続けて玉瀬県道に出る。厳しい下り坂は緊張の連続で県道に出たときはほっとした。僧川沿いを下り、出合橋工事現場で現在工事中新名神高速道の工事状況を工事長から説明を受ける。20分程の説明であった。僧川流域一帯は、高速道路工事、河川改修工事、県道拡幅工事など同時進行の集中工事中、一年後完成予定である。工事現場説明場所で全員の安全確認をして一次解散とした。その後は帰路、大岩稲荷希望者立寄りJR武田尾駅へ到着(15:05)
文:上田 宏

 写 真 : 平山元哉


願宗寺前でスタートミーティング

切畑集落を歩く(坊川源流)

古宝山へ冬枯れの道を歩く

古宝山山頂で

八王子山から古宝山を望む

八王子社

玉瀬 僧川源流
新名神高速工事(出合橋付近)

新名神高速工事の説明を聞く

改修工事進む僧川河口
     

戻る

inserted by FC2 system