平成27年1月10日
第93回武庫川エコハイク
「逆瀬川源流地帯を歩く」実施報告
エコグループ・武庫川
日 時:平成27年(2015年)1月10日(土)10:00〜15:30 天 候:晴れ時々曇り
行 程:
阪急逆瀬川駅改札口集合(9:30)−バス(西山団地前)−ゆずり葉の森広場(10:00挨拶/コース説明)−行者山東観峰(展望説明11:00)−行者山−岩倉山(三角点説明11:40)−鉄塔広場(昼食11:50〜12:30)−東六甲縦走路−岩原山(説明12:55)−大谷乗越13:20−小笠峠(説明)−逆瀬川源流(説明13:50)−小笠峰(説明14:10)−馬の背展望台(説明)−樫ヶ峰(説明14:50)−ゆずり葉緑地公園(次回案内 解散 15:30)
( )内は案内担当:平山の説明項目、当日資料(行程図・説明書・次回2月行事案内)
参加者:58人(内スタッフ8人)
一般参加者は宝塚市・西宮市・伊丹市・尼崎市・三田市・神戸市北区の流域各市からの参加の他、流域外からは川西市・芦屋市・神戸市須磨区・長田区・池田市・大阪市東淀川区などの地域からも参加を得た。
所 感:
今回は逆瀬川源流域の行者山、東六甲、社家郷の山々を巡り、逆瀬川の砂防の歴史を訪ねました。ゆずり葉の森広場をスタートしてまずは行者山を目指します。行者山は地域の人々が大切にしている里山で、登山路や道標を整備したり、櫻守の会が枯松の伐採など森林整備を行っています。スタート直後から雪が降りだし前途が危ぶまれましたが、頂上に着く頃には青空も広がり、眼下の阪神市街地や大阪湾から六甲、北摂の山々の展望を得ることができました。
東六甲縦走路に登り返して阪急反射板や岩倉山鉄塔付近の広場で展望を楽しみながら昼食を摂りました。宝塚最高峰の岩原山573mから大谷乗越の車道を下り、小笠峠から逆瀬川の源流に入り込みます。大平山に源を持つ逆瀬川ですが新設された砂防ダムで源頭まではいけません。しかし砂防ダムのおかげで昨夏の台風・豪雨の被害はほとんどありませんでした。
帰路は、健脚組は社家郷山を越えて、お疲れの皆さんはエデンの園へ逆瀬川を下ります。社家郷山馬の背展望台からは阪神間の展望に加えて焼石ヶ原や逆瀬川源流域の山々が一望で、本日のコースを振り返ることができました。
砂防モニュメントの立つゆずり葉緑地公園で解散。かつて千石ズリ、逆瀬川砂漠と呼ばれた荒廃地でしたが、先人の偉業を偲ぶ山歩きとなりました。ロープやハシゴのかかる厳しい道もあり、途中で隊列がのびのびとなることがありましたが全員無事に帰着することができました。
写 真:
ゆずり葉の森の広場からスタート
行者山を歩く
岩倉山反射板で
岩倉山三角点
昼食風景(岩倉山鉄塔広場)
宝塚市最高峰岩原山
棚越新道を歩く
逆瀬川源流
小笠峰への急登樫ヶ峰
写真:陰山隆太郎氏