平成26年5月16日

第85回武庫川エコハイク

 「宝塚・天神川を武庫川まで歩く」実施報告

エコグループ・武庫川
日 時:平成26年(2014年)5月10日(土)9:30~15:00  天 候:晴天
行 程:
 阪急中山観音駅前(9:30バス乗車)・・・・中山五月台6丁目(10:00スタート挨拶コース説明)-天神川源流地帯(説明)-中山五月台天神川沿い(説明)―中筋のしだれ桜(説明)―天満神社(説明)―天神川沿いー荒牧バラ公園(12:15~13:00説明・昼食休憩)-伊丹の水と緑の散策道(天神川コース)-昆陽池公園(13:45説明・トイレ休憩)―伊丹サンシティーホール(14:15休憩)ー天神川・天王寺川合流点(説明)-天神川南詰交差点(尼宝線)-大樋橋(説明)-十六名公園(説明)-六樋取水堰(説明/天王寺川・武庫川合流点説明・15:00コース終点解散)
✳帰路徒歩案内/尼宝線池尻バス停と阪急小林駅へ)
(  )内は案内担当森本の説明項目、当日資料(行程図説明書次回6月行事案内


参加者:60人(内スタッフ6人)

 一般参加者は宝塚市・西宮市・伊丹市・尼崎市・神戸市北区・三田市の流域各市からの参加の他、流域外からは川西市・神戸市東灘区・灘区・中央区・池田市・大阪東淀川区・東大阪などの地域からも参加を得た。

所 感:
 今回はコーススタートを天神川源流地からする為、中山観音駅前よりバス移動。集合先着順に循環バス3便に分かれて乗車、中山五月台6丁目バス停近くで集合する。
本日は朝方少しひんやり気味、しかし日中はシーズン最高の暑さの予報である。このところ雨が少なく日中夏日が続く極端な天候である。参加者は60人と多数あり、名簿の顔ぶれは宝塚・伊丹・川西・西宮・尼崎・豊中とコース周辺の方が多かった。
スタートは天神川源流地帯の中山6丁目からである。中山ニュータウンは昭和40年代に開発・分譲が行はれた。五月台は7丁目付近で標高370m超ある高台である。1980年建築されたUR賃貸住宅は、大阪通勤者のベットタウンとして開発され、眺望が良く、また夜景スポットが多くあり人気の募集であった。私も抽選でもれたと何人かの話がでた。天神川上流地帯は五月台と東の山手台の中間を流れる3面張りの水路である。今日は水は全く流れず調整池で溜まっている状態であった。五月台住宅地を通り中筋まで下りてくると「中筋下配水池」がある。これは多田浄水場(一庫)からの受水、この場所から山手台へポンプアップして平井・山本地区などへ水道水を配水している。中山には、もう一つ桜台配水池があり、ここも多田浄水場からの受水である。
少し下り巡礼街道沿いにある「中筋山手のしだれ桜」は、台風の被害を受けかっての優雅な姿は見られないが保護されている。この桜はヤエベニシダレで通常のしだれ桜より花弁数が多く優雅である。
天満神社でトントコ祭り行事の話と天然記念物のイチイガシを見て、再び天神川に沿って「荒牧バラ公園」へ向かう。正午過ぎに到着、人出も多く駐車場満車。バラは咲き始め5分咲きとか、園の樹木はユリノキの開花が始まり黄緑色のチューリップに似た花がきれいである、天候も大変良く昼食休憩をゆっくりととり楽しんでもらう。
天神川は上流から下流まで全て3面張りである。川には水も草も無い、昆陽池より下流でやっとヨシが見られる状態であった(この時期、水田への取水の為なのか?)。下見(4/12日)の時は、少しの水は有り、山本~荻野にかけて堤の上部(土の部分)ではカンサイタンポポの花畑であった、シロバナも多くあった、セイヨウタンポポは少ない、荻野地区でクサボケを多く見られ嬉しい状態、自然は残っている事確認できた。
平坦なコースだが、暑さと距離も有り皆さん少し疲れ気味、伊丹サンシティーホールでゆっくりと休憩時間をとる。一息ついて、天王寺川合流点で説明して最終コース六樋取水堰へ。今日は六樋で武庫川合流点なども説明して一応行事終了とする。全員無事で終了(15:00解散)。
帰路:解散場所が交通便の悪い所なので、最寄りの駅までの道案内をスタッフで行なう。尼宝線バス(宝塚又は尼崎方面)、阪急小林駅(西宮・神戸方面)
  
写 真:

五月台6丁目スタート

五月台5丁目付近天神川源流

天神川の渓谷

巡礼街道天満神社

福知山線高架橋

伊丹市バラ公園

昆陽池

天井川のトンネル
 
天王寺川合流

武庫川合流

   写真:平山元哉氏

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