平成２６年４月１９日

第８４回武庫川エコハイク

　「武庫川渓谷と桜の園ハイク」実施報告

エコグループ・武庫川

日　時：平成２６年(２０１４年)４月１９日（土）９：４０〜１４:００　　天　候：晴天

行　程：
　JR西宮名塩駅前（9：40挨拶コース説明）−くらがり街道（説明）−尼子谷川・名塩川（説明）−廃線跡（廃線跡利用について説明/リバーサイド住宅地跡/洪水災害と対策工事等説明）−どん尻川（説明）−高座岩（説明）−武庫川ダム計画地（計画中止の説明）−人面岩場（説明）−北山第1トンネル（説明）−十国の瀬・十国の滝（空水の滝など説明）−北山第２トンネル（説明）−溝滝（説明）−天狗岩・武庫川第２橋梁（説明）−長尾山第１トンネル（洪水災害時の説明）―桜の園景観ポイント（説明）−親水広場（11：20〜12：00昼食休憩/集合写真・亦楽山荘と櫻守の会活動紹介）−桜の園周回（もみじの道･･城ガ丘･･育樹の丘･･さくらの道）−親水広場―僧川護岸工事・新道路工事現場（土地区画整理事業と造成工事など説明）−温泉橋（13：30一次解散/挨拶・次回案内）−右岸（貴重な植物、野鳥ヤマセミ等観察場所）−水管橋―武田尾橋（武田尾温泉/洪水被害の説明）―武田尾駅（解散14：00）
（　　）内は案内担当の説明項目、当日資料（行程図・説明書・亦楽山荘パンフ・次回5月行事案内

参加者：８７人（内スタッフ５人）
　一般参加者は宝塚市・西宮市・伊丹市・尼崎市・神戸市北区・三田市の流域各市からの参加の他、流域外からは丹波市・猪名川町・川西市・神戸市東灘区・灘区・兵庫区・長田区・垂水区・西区・三木市・明石市・池田市・箕面市・大阪西成区・などの地域からも参加を得た。

所　感：
　先日までは急に寒い日があったり、夏日もあった。寒暖の差の大きい日々が続く、菜種梅雨、季節の変わり目である。雨を含んだ南東の風が吹き、早く花を咲かせようと急き立てる雨が降る。雨の向こうに菜の花の明るい花が透けて見える時期である。それにしても今日は絶好のハイキング日和に恵まれて最高の朝である。そんな日、８７名と多数の参加者を得た。事前の電話でも１０名ばかりの問合せあり、今日は初参加者も多数目についた。これは、メディア各社（朝日・毎日・読売・産経・神戸・丹波・ぶんぶん・てくてく・エコプラザ通信等）の広報のおかげである。
　最初の挨拶で、説明担当森本の欠席で本日はスタッフ全員が集団の中に入り案内する旨説明、また、今日はヤマザクラの開花が過ぎ見られない状態、カスミザクラの終盤とミツバツツジの時期に入ってしまった。日程の失敗をおわびし、新緑の渓谷の景観を楽しんで頂くことを説明する。
　晴天の朝、歩き出すと少し汗ばむほどの日和である。くらがり街道では、これまで行った丹波街道（古市宿・藍本宿・道場川原宿・生瀬宿等）の話をしながら進む。尼子谷川では、先月歩いた名塩川源流の話をつないで思いだしながら進んだ。廃線跡に出て、注意事項の説明し、リバーサイド住宅の洪水災害と河川改修工事の対策など説明。高座岩、ダム計画地までは大きな集団で進行できたが、トンネル以降はバラツキが出て、先頭を歩く人（なれた道）で距離がひらき固まった説明が出来なく不十分であった。
　そんな状況で、親水広場には予定より早く到着し早めの昼食休憩となる（11：20〜12：00）天候も良く河原でゆっくりと休憩できた。
　午後スタート時に集合写真を撮る。亦楽山荘（櫻守の会）のパンフレットを配布し、亦楽山荘と櫻守の会の活動紹介をする（後で２名の入会を得た）。
　桜の園は、もみじの道・・城が丘・・育樹の丘・・さくらの道と周回ルート進。もみじの道では、カエデの若葉がまた綺麗である。さくらの道では、演習林と巨樹の説明、なお、巨樹の群落から頂上の林間広場に向けて約１ヘクタールほどの場所にサクラの植樹100本以上した事、近い将来、景観ポイントから楽しめる期待を説明する。
　桜の園周回を済まし、僧川合流点で、河川改修工事、土地区画整理、造成工事中の説明をする（この場所は日日風景が変わってくる）。温泉橋で一次解散の挨拶と次回の案内をする（13：30）。
　温泉橋から右岸周回は半数ほど方が参加、今は、黄色いヤマブキの花、キブシの蕾みが多く見られる。特にこのコースは、渓谷の貴重な植物を多く見られる貴重な場所である。水管橋、武田尾温泉、武田尾橋、洪水災害時の状況など説明し最終の武田尾駅に到着、行事は全員無事で終了（解散14：00）。
（追記）本日のように多数の参加者がある場合、何班かグループ分けして、説明、移動などの対応が出来るよう考えてみたい。
　
　

　　　写真：平山元哉氏

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