平成25年7月13日

第76回武庫川エコハイク

 「有馬癒しの森と泉源をめぐる」実施報告

エコグループ・武庫川
日 時:平成25年(2013年)7月13日(土)10:00〜14:30  天 候:晴れ薄曇り
行 程:
 JR・阪急宝塚駅前(バス)・・・神鉄有馬駅前/湯けむり広場(10:00挨拶・コース説明/有馬温泉の歴史泉源等説明)−太閤橋・袂石(説明)―有馬川の起点(説明/滝川・六甲川合流等)―温泉寺(湯泉神社含め説明)−一願不動地蔵(説明)―極楽泉源(説明)−御所泉源(説明)−妬泉源(説明)−炭酸泉源(10:45説明)−有馬稲荷・鳥地獄・虫地獄(説明)−滝川(説明)−鼓ヶ滝公園(説明)−高塚の清水―癒しの森入口(昼食12:00〜12:30)−炭屋道(説明)−魚屋道(説明)ー休憩所(休憩)―筆屋道(説明)−展望デッキ(展望)―太鼓滝―瑞宝寺公園(14:00説明休憩)―杖捨橋―有明泉源(説明)―天神泉源(説明/一次解散14:30)・・・有馬温泉街・・・阪急バス停
(  )内は案内担当森本の説明項目、資料(有馬ウオーキングマップ・行程図説明書次回9月行事チラシ)配布
参加者:40人(内スタッフ6人)
 一般参加者は宝塚市・西宮市・伊丹市・尼崎市・神戸市北区の流域各市からの参加の他、流域外からは川西市・池田市・豊中市・神戸市長田区・三木市などの地域からも参加を得た。

所 感:
 このところ猛烈な暑さが続き危険なニュースが賑わっている。本日は少しおさまり曇り空であるが湿度が高い天候だ、そんななか40人の参加を得た。今日も有馬の街は朝から人出で賑わっている。集合場所は宝塚駅前バス停と有馬温泉湯けむり広場の2か所にした。
 湯けむり広場から滝川と六甲川が合流する有馬川起点を歩き昔の大洪水の説明、荒廃した温泉町を再興した行基、仁西、秀吉の三大恩人の説明などをして温泉寺へ。今回は湯泉神社へは時間と体力的に登らず、また太閤の湯殿館も皆さん各自の機会にという事で省略し泉源を中心に案内する。
 天候は曇り空であるが高い湿度で蒸し暑くすぐに玉の汗である。炭酸泉源から滝道へ上る坂は結構きつく最初のお試しコースである。滝川渓流沿いに下り鼓ヶ滝公園では、滝川へ土砂崩れの土が少し流れ込み復旧工事中で公園の一部にロープが張られている。滝から少し登り高塚の清水の手前まで行けば山頂近くの急傾斜地で土砂崩壊が発生しているのがよくわかる。土砂崩れ落石対策の工事中であった。
 風化による落石の多い林道をゆっくり上り高塚の清水に立寄る、川を渡る道は下見時に草刈りをしたが、またノイバラが伸びている。かなり汗をかいた後の清水は格別に美味しく口に甘い香りが残る、皆さん一息つけた感じ。癒しの森(炭屋道)入口付近で昼食(12:00〜12:30)シチダンカ、ヤマアジサイが満開の道で食事をとる。(下見6/1日では、滝川沿いの林道に白い花ヤマボウシ、タンナサワフタギ、ウツギ、コガクウツギ、タニウツギと赤いヤブウツギが多く見られ印象的であった)。
 昼食後の炭屋道は今回のもっともきつい登りのコース。シチダンカ、ヤマアジサイの移植は成功し年々株を増やしている、炭焼き窯の跡の中心から中径木の松の木が生え古さがわかる。そんなことを見ながら標高差130mの階段道を登るきつい道、20分程で魚屋道へ合流する。休憩は茶屋跡の休憩所でとる。このハイキングコースはいつも多くの利用者に出逢う人気コースである。
 六甲最古のトンネル跡の説明をして筆屋道を下る。この道はアリマウマノスズクサの自生が多く目に付く。途中展望台へ上るグループと、谷筋渓流沿いを下るグループの二手に分かれて太鼓滝で合流して河原で少しの涼をとる。瑞宝寺公園で休憩して最終コース二つの泉源(有明・天神)に向かう。
 有馬温泉街でゆっくり出来るように解散は天神泉源にする。参加者の確認し次回の案内(8月は休会、9月の案内)して全員無事で終了する(14:30)。
写 真:

六甲川と滝川の合流

御所泉源

温泉寺

炭酸泉源を飲む

鼓ヶ滝

高塚の清水

炭屋道のシチダンカ

筆屋道を下る

太鼓滝

天神泉源
写真:平山元哉氏

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