大阪湾フェニックスセンター助成                  平成25年1月12日

第69回武庫川エコハイク

 「羽束山から山田ダム・欣勝寺を訪ねる」実施報告

エコグループ・武庫川
日 時:平成25年(2013年)1月12日(土)9:20〜15:30  天 候:晴れ
行 程:
JR三田駅前(バス9:25発)・・・木器・伊丹健康村口バス停(10:00行事の連絡事項・注意事項/コース説明・木器・羽束川など説明)−山田東谷川(砂防堤工事中迂回路)―羽束山頂上(香下寺本堂・羽束神社・展望台など説明/11:45〜12:20昼食休憩)−参道下るー八王寺神社・香下寺(説明13:00)―香下集落(説明)―山田ダム(説明)−桑原―感神社(説明)―欣勝寺(説明)−JR三田駅前(無事終了/次回と新年度計画の説明し解散15:30)
( )内は案内担当森本の説明項目、資料(行程図説明書次回2月行事チラシ25年度行事計画)配布
参加者:58人(スタッフ4人含む)
一般参加者は宝塚市・西宮市・尼崎市・神戸市北区・三田市の流域各市からの参加の他、流域外からは川西市・猪名川町・池田市・箕面市・豊中市・神戸市須磨区・長田区・東灘区・三木市・たつの市・丹波市・大阪東淀川区・京都向日市などの地域からも参加を得た。
所 感:
 本日の天候は、朝底冷え、日中冬日和とある。今年最初の行事、寒さの予報もある中、正月の運動不足からか多数58名の参加者を得てビックリ。配布資料の不足をし数名の方にご迷惑をかけた。ほとんどリピーターの方で初参加の方は数名であった。出発バス乗車心配でバス会社連絡でバタバタ、何とか全員乗車できた(一般の方の乗車もあり60数名で満員)。
 今回は兵庫50山の1つ羽束山(524m)に登る。三田市では、お正月の初日の出を拝む山として羽束山と虚空蔵山があります。本日は木器から登り香下の参道を下るルートにしました。木器荘苑住宅地から山田東谷川筋を登る。谷筋では砂防堤の工事中で迂回路を使う。谷筋の登山道は落葉の絨緞、しばらく雨が少ない形跡。雑木が生い茂る道をひたすら登るだけなので落葉を調べながら進むことにした。 多いのは、コナラ・アベマキ・ヤシャブシ・ガマズミ・ウラジロノキ・クヌギ・リョウブ・タカノツメ・コシアブラ・カエデ類など20種ほど数えた、人工林の付近に入りトウゲシバからジュウモンジシダに変わり尾根筋に入りアカシデが目に付く。そんな楽しみ方をしながら頂上に着く。
 山頂には、香下寺本堂・羽束神社があり、室町時代以前は地域で盛んであった丹波修験道の霊場の1つであった。山頂近くの展望台からは180度大の眺望は格別。ゴルフ場・有馬富士の山容、六甲山の山並みまで楽しめた。展望を楽しみながら昼食休憩(羽束山には三角点はありません)。
 天候は良いが冷えてくるので30分程の休憩でスタートする。香下への下り登山道の参道は石積みの階段、両サイドは雑木が生い茂り展望は無い。途中山頂までの距離を示す石柱があり(山頂本堂が1丁で麓の香下寺15丁とある)。石段は歩きやすいが長い距離はひざにくる、限界直前であった。
 八王子神社でトイレ休憩し体力つける。ここからは舗装路、香下の山中を通る生活道路を長く歩くことになる。途中振り返り宰相ヶ岳・羽束山・甚五郎山の山容を楽しみながら山中の2軒の民家を過ぎ山田ダムに到着。三田市が建設した生活用ダム、上流は有馬富士ゴルフ場まで続く。舗装路を歩き続け桑原へ、感神社の石段はさすが皆さん足に来たようであった。最終の雷伝説の欣勝寺を訪ねてJR三田駅に到着。全員無事終了、次回2月の案内と新年度計画の説明をし解散する(15:30)。
 
写 真:

木器から羽束山と羽束川

健康村口バス停からスタート

羽束山を目指して堰堤側道を歩く

峠への厳しい登り
羽束山展望岩
香下寺

香下から宰相ヶ岳と羽束山(右)

山田ダム
桑原感神社
欣勝寺雷井戸

写真:平山元哉氏


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