平成24年4月21日

第60回武庫川エコハイク

 「桜の園から大峰山を歩く」実施報告

エコグループ・武庫川

日 時:平成24年(2012年)4月21日(土) 9:40〜15:15 天 候:晴れ
行 程:
 JR武田尾駅前集合(9:40コースの概要・注意事項)−僧川・新田川(惣川・川下川含み4川と宝塚の水道水の説明)−親水広場(亦楽山荘と櫻守の会活動)−廃線跡/景観スポット(説明)−さくら道(笹部氏演習林と現在の活動説明)−育樹の丘(小休憩/桜と紅葉説明)−満月瀧―大峰山(12:20〜13:00昼食)−大宝塚GC側道(13:40)−立合新田/渓流取水口・殉職者の碑(14:20説明)−大岩稲荷(説明)−新名神工事現場(宝塚SA等説明)−僧川合流点15:15全員無事終了/次回の案内などし解散。
(  )内は案内担当森本の説明項目、資料(行程図説明書次回の案内チラシ)配布
参加者:51人(スタッフ5人含む)
 一般参加者は宝塚市・西宮市・尼崎市・伊丹市・三田市・神戸市北区の流域各市からの参加の他、流域外からは川西市・神戸市須磨区・豊中市・大阪市東淀川・高槻市・たつの市などの地域からも参加を得た。
所 感:
 昨日は大雨、また明日は雨予報、そんな中日の今日は嘘の様な晴天に恵まれて朝から気持良い、温度も上がりそうだ。昨日雨の日、数本の電話問合せがあった、今回心配していたが51名の参加を得た。初めて参加の方が多くあった、また今回も楽しみにしていると、たつの市から参加をいただいた。
 駅から散り始めたソメイの花の道を通り、僧川合流地点ではオオシマザクラがまだ多く花を付けていた、待っていてくれた感じさえする。親水広場から廃線跡の景観ポイントを案内、少し赤い若葉が目立ち気味だったが、今年も綺麗な風景が楽しめる。さくら道では、花吹雪の中をくぐりぬける様に花のじゅうたんの道を登る、話声も賑やかになる。笹部氏の演習林の説明を聞きながら、振返り巨樹のヤマザクラ群を見てもらう。花見の多くのグループにも出あいパンフ渡し説明などする。
 現在、櫻守の会でヤマザクラ再生事業(巨樹の保護など)活動中の説明もする。さくら道は、このところイノシシの掘り返しが激しい、ササの根を食べるとか質問が多くある。育樹の丘で小休憩。
 ここ滝道から谷筋の登りは少し厳しくなるので注意を伝え説明をする。心配していたコースだったが皆さん元気に一気に登る(これは健脚向きだの声もあった)。
 大峰山頂上付近の分岐広場で昼食する。晴天でさわやかな風が気持ち良いひと時だった。
 大峰山から中山への縦走路、尾根筋の利用者に今日も多く出あう。食後尾根筋を下る、登りは皆さん無言であるが、下り道では足元も軽く話声も増える。コバノミツバツツジは満開、クロモジが今にも咲きそうで新緑の香がうっすらとする。タムシバの花は一ヶ所で見たが、今年はどこでも少ない様な感じがする。このルートの周辺はアカマツの巨木が多く倒木で道を塞いでいる所も多くある。
 尾根筋が終わり大宝塚GC側道に出てコンクリート道を40分余り歩き立合新田に着く。立合新田(正式には:切畑字滝ヶ平井)では、宝塚の上水道の一部になる渓流取水口と福知山線敷設工事殉職者の碑を説明し最後のコース大岩稲荷へ向かう。現在、大岩稲荷周辺では新名神高速道の関連工事中で概況説明する。最終集合地僧川合流地点で全員無事確認し次回の案内し解散する。
 
 
  (上田 記)
写 真:

武田尾駅前

武庫川渓谷の桜

桜の園遠望

桜の園の桜

桜谷遡行

大峰山山頂

立合新田

新田川渓流水取水

福知山線建設殉職者の碑

大岩稲荷

写真:平山元哉氏


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