平成23年11月26日

第55回武庫川エコハイク

「武庫川渓谷と桜の園ハイク」 実施報告

エコグループ・武庫川
日 時:平成23年(2011年)11月26日(土)   9:30〜14:30  天 候:晴れ
行 程
 JR西宮名塩駅前(コースの概要・注意事項/名塩ニュータウンの説明)−塩瀬集落(説明)―くらがり街道(昔の街道利用など)―旧福知山線廃線跡(昨年度から変ったJRの管理状況と自己責任問題など)―旧リバーサイド住宅地(23号台風洪水被害と以降の対策)―名塩川(説明)−どん尻川(説明)−高座岩(渓谷最大の岩/武田尾渓谷の誕生と地質・景観・貴重な植物群落等説明)− ダム計画地(県の計画見直しの説明)−北山第1トンネルー十国の滝(説明)−北山第2トンネルー溝滝・天狗岩(説明)−武庫川 第2橋梁(周辺の景観/23号洪水時の状況説明)−桜の園景観ポイント(桜の園遠望説明)−親水広場(昼食11:45/桜の園「亦楽山荘」と「櫻守の会」保全活動紹介)―もみじの道(砂防工事中説明)―城ヶ丘―隔水亭(笹部氏の演習林と櫻守の会の活動)−育樹の丘(紅葉の景観ポイント説明)−さくらの道(巨木の保護対策説明)−親水広場―温泉橋(旧武田尾駅跡説明/ハイキングの中締め14:30)−右岸へ/神戸市水管橋(説明)−武田尾橋・武田尾温泉(説明)−JR武田尾駅(15:00着解散)
       (  )内は案内担当森本の説明項目、資料(行程図説明書次回の案内チラシ)配布
参加者:55人(スタッフ5人含む)
 一般参加者は宝塚市・西宮市・尼崎市・伊丹市・三田市・神戸北区の流域各市からの参加の他、流域外からは川西市・芦屋市・豊能郡・神戸市須磨区・明石市・豊中市・大阪市東淀川区など広範囲の地域からも参加を得た。
所 感:
 今回は渓谷と桜の園の紅葉を楽しんでいただく為に例会より2週間ずらしての開催にした。それでも気候の影響で変化があり「○日遅れ」の状態と説明しなければならない。今日はまさに「紅葉狩り」日和の天候に恵まれて55名の参加者を得た。いつものリピーターの方より初参加者の方が多いようで森本さんの案内も熱が入る。塩瀬集落から廃線跡に進む。JR西日本は廃線跡の管理についてハイキングコースを閉鎖したい意向とか自己責任の注意事項を説明する。武庫川の水量は多く、青い空にV字谷渓谷の雄大な景観が楽しめる。渓谷最大の高座岩を見て県のダム建設計画地では、当面の計画の見直しと新しい治水計画取組の説明。十国の滝遠望ポイントでは糸を引くように白く流れる滝の状態がよく見えた。親水広場で昼食(11:45〜12:15)人出は場所いっぱいの賑わい、河原での食事は暖かくて気持良い休憩となった。桜の園「亦楽山荘」について。春は山を彩るヤマザクラやイロハモミジ、夏は谷間を飾るシダ類、秋は見事な紅葉、冬は赤く色づくアオキ、とそんな案内をした。モミジは四季折々に美しく変化し、特に秋は燃えたつ紅葉に我を忘れるほどの見事さです。今回紅葉の見頃として、色づきが進み見頃を迎えた木々が増える頃を設定したのですが、色づきが進むと同時に枯葉化も進み最高の状態を見て頂けなくて残念でした。黄色ものも落葉が早い様に思われる(イチョウ・ダンコウバイ・タカノツメ・コシアブラなど)。桜の園を後にして温泉橋で中締め、希望者は右岸から武田尾温泉の案内(20名程)し武田尾駅へ、全員無事終了し解散(15:00)
写 真:
桜の園紅葉

西宮名塩駅

渓谷入口付近

北山第1トンネル

武庫川橋梁

桜の園遠望

親水広場紅葉

桜の園入口

治山工事現場

隔水亭付近紅葉

さくらの道付近紅葉

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