平成23年9月11日
第53回武庫川エコハイク
「有馬川源流滝川・六甲川を歩く」 実施報告
エコグループ・武庫川
日 時:平成23年(2011年)9月10日(土) 9:00〜15:00 天 候:薄曇り
行 程:
宝塚・阪急有馬行きバス停・・・有馬温泉・ゆけむり広場(集合/コースの概要)―太閤橋・袂石―有馬川起点(有馬の水害の歴史)−金の湯―御所泉源(金泉の泉源)―温泉寺・極楽寺・念仏寺―太閤の湯殿館−妬(うわなり)泉源(金泉)―極楽泉源(願いの湯)−願い坂・願いの庭―銀の湯―炭酸泉源―有馬稲荷―地獄谷(射場山断層・鳥地獄・虫地獄)−魚屋道(トトヤ道)―愛宕山(天狗岩がある)―鼓ヶ滝公園(有明桜・鼓ヶ滝/滝川)―高塚の清水(有馬三名水)−癒しの森案内板(昼食)−有馬温泉癒しの森(炭屋道・魚屋道・筆屋道・里山と水・治水治山事業など)−展望デッキー太鼓滝(瑞宝寺公園の上流にある六甲川の滝)−瑞宝寺公園―杖捨橋(大阪・生瀬からの入口)―有明泉源(金泉)―天神泉源(天神社境内にある/金泉)−善福寺(近くで説明省略)−阪急バス案内所の手前で解散(15時)
( )内は案内担当森本の説明項目、資料(行程図・説明書・次回の案内チラシ)配布
参加者:
53人(スタッフ7人含む)
一般参加者は宝塚市・西宮市・尼崎市・伊丹市の流域各市からの参加の他、流域外からは川西市・猪名川町・神戸市長田区・明石市・大阪市東淀川区など広範囲の地域からも参加を得た。
所 感:
今日は朝から薄曇りで、照り返しは無いが風がなく少し蒸し暑い一日であった。
集合は、宝塚と有馬温泉の2箇所で53人の参加者を得た。最近の有馬温泉は人気があり若い人も多く今日も朝から賑わっている。
今日のコース「有馬温泉里山プロジェクト」で出来た「癒しの森散策道」は、温泉街から少し歩くだけで歴史にも、また自然と触れ合えるウオーキングコース、名湯の温泉浴と共にこの森で森林浴・イオン浴などを楽しめる。人気があり今日も多くのハイカーに出会った。
4つの泉源を案内し滝道へ出る。鼓ヶ滝は豊かな水を落としていた、きれいな滝壺へ入りたい気分になる。高塚の清水では、河原はブッドレア(フジウツギ)とコマツナギが繁茂し藪状態、下見で整備した河原の道と川を渡り楽しみにしていた清水をゴクッといっぱい。周辺ではクサアジサイが多く咲いていた。散策道が地道になるあたりから、かなり道が荒れている。先の12号台風時に雨量が多かったのがうかがえる。癒しの森入口近くの渡る川は、水により2本の深い亀裂が入り地震跡のようになっている。
炭屋道の入口で2名の女子大生の合流があり賑わう。貴重種シチダンカも自生種のように群落を増やしている。きつい炭屋道を登るが皆さん元気である、休憩所は満席だった。最後のコース筆屋道を下るが、ここも12号の爪痕が有り道はかなり荒れていた。太鼓滝河原では2〜3組の家族が楽しんでいた。滝は見事で皆さん満足。瑞宝寺公園で最後の休憩、参加者確認し残り2つの泉源巡りへ、天神泉源では、噴出した塩の固まりをなめて強食塩泉の確認をして皆さん納得。
今日は人出が多く阪急バス停での解散は手前に変更して行い予定通り15時全員無事終了。次回「千苅水源池東岸ハイク」を案内し解散。皆さんはそれぞれ街の中へ・・・。
写真:
@太閤橋で有馬川の説明
A有馬川起点 左六甲川と右滝川が合流
B湯本坂をのぼる
C行基創設の温泉寺に参拝
D極楽泉源(金泉)
E炭酸泉源公園で(炭酸泉)
F鼓ヶ滝(滝川)
G高塚の清水
H癒しの森 炭屋道を登る
I癒しの森 筆屋道を下る
J瑞宝寺谷 太鼓滝(六甲川)
K天神泉源(金泉)
Mにぎわいの有馬温泉
散策路の花
シチダンカ |
コマツナギ |
ブッドレア |
キンミズヒキ |
文/上田(宏) 写真・編集/平山