平成23年5月14日

第50回武庫川エコハイク

「仁川を歩く」阪急仁川から苦楽園口へ 実施報告

エコグループ・武庫川
日 時:平成23年(2011年)5月14日(土)   9:00〜15:45  天 候:晴天
行 程
 阪急仁川駅前(9時集合、コースの説明・注意事項/仁川の水利用について説明)−山之井顕彰碑(用水の取組と歴史)−関西学院構内古墳・上ヶ原用水(指定文化財と分水樋など説明)―地すべり資料館(平成7年大震災の被害をビデオ説明)−仁川渓谷(立入禁止で説明のみ)−甲山自然の家(甲山と森林公園など説明)−甲山自然観察池(昼食11501220)−湯ノ口取水口(仁川本流盤滝口にある、昔の水争いの話等)−北山貯水池(西宮上水道の貯水池)−北山緑化植物園(休憩・自由行動)−北山三つ池―銀水橋―阪急苦楽園口駅前(解散1545
(  )内は案内担当森本の説明項目、資料(行程図説明書次回の案内チラシ)配布
参加者:67人(スタッフ6人含む)
 一般参加者は宝塚市・西宮市・尼崎市・伊丹市・神戸市北区・三田市の流域各市からの参加の他、流域外からは川西市・豊中市・芦屋市・神戸市灘区・神戸市東灘区・明石市・三木市・大阪市東淀川区・枚方市など広範囲の地域からも参加を得た。
所 感
 ゴールデンウィークの後、雨が昨日まで続き、普段少ない仁川の水も勢いよく流れている。今日は一変し青い空の五月ばれのさわやかな朝67人の参加を得て大集団となる。今回は昨年12月の逆瀬川に続き、仁川の水の利用について考えて頂くために企画した。
今日の集合場所は仁川駅前である。有川浩の小説「阪急電車」がベストセラーとなり東宝系で映画化。阪急今津線、「片道15分の奇跡」という電車を舞台にしたもの。こんな話題もあり友人が枚方より3人参加してくれた。今、西宮・宝塚周辺などの映画館は時間待ち現象が出ている。
 約70人の団体は列が長くなり6人のスタッフで分れて案内した。身近にある「山之井顕彰碑」は皆さんにあまり知られていない。また、関学構内の古墳とか上ヶ原用水の話は興味があったよう。それにしても大震災の後だけに「地すべり資料館」でのビデオはよいタイミングであった。「甲山自然の家」では、スタッフの片山さんに甲山・森林公園・湿原などについて説明を頂きお世話になった。 甲山自然観察池の木陰で気持よく昼食。仁川本流にある「湯の口取水口」と「北山貯水池」を案内するが、貯水池の水は現在西宮上水に利用されていない、阪神水道(淀川水源)の水があり水余りとか。北山からのコースでも、山をおおった木々が新緑の枝を風にそよがせている気持良い。多くのハイキングの方に出あう。「緑化植物園」で花の観賞しながらの休憩は喜ばれ一息ついた。
 今回のコースは、少し距離があったが一日さわやかな晴れた天候に恵まれ楽しんでいただけた。
阪急苦楽園口駅で全員無事で終了し解散(1545)。
写真:

@仁川駅前で行程を図示説明

A山之井顕彰碑

B上ヶ原用水の分水樋

C地すべり資料館で防災ビデオ視聴

D「甲山自然の家」で甲山の成因と地質の説明

E湯ノ口取水口に向かう

F仁川上流の「湯ノ口取水口

G甲山と北山貯水池

H北山緑化植物園

I夙川を行く
ガイド/森本、文・資料/上田(宏)、写真/平山

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