第49回武庫川エコハイク
「武庫川渓谷と桜の園ハイク」実施報告
エコグループ・武庫川
日 時:
平成23年(2011年)4月16日(土)9:30〜14:30  天候:晴・うす曇
行 程:
JR西宮名塩駅前(コースの概要・注意事項/名塩ニュータウンの説明)―くらがり街道(昔の街道利用など)―尼子谷川(説明)−旧福知山線廃線跡(昨年度から変ったJRの管理状況と自己責任の問題)―旧リバーサイド住宅地(23号台風洪水被害と以降の対策)―名塩川・どん尻川(説明)―高座岩(渓谷最大の岩、武庫川の誕生・渓谷の地質・景観・貴重な植物群落等説明)―武庫川ダム計画地(県は20年間ダム工事しない説明)―北山第1トンネルー十国の瀬―北山第2トンネルー溝滝・天狗岩(説明)−武庫川第2橋梁(周辺の景観等説明・洪水時の状況等)―桜の園景観ポイント(渓谷と桜の園遠望説明)−親水広場(昼食11:45/桜の園「亦楽山荘」と「櫻守の会」保全活動紹介)−もみじの道―城ヶ丘―隔水亭(笹部氏の演習林と櫻守の会の活動)−育樹の丘―さくらの道(それぞれのポイントで説明)―親水広場―温泉橋(旧武田尾駅・武田尾温泉等説明し一応解散14:30)・・・JR武田尾駅
    (  )内は説明項目、資料(行程地図説明書次回の案内チラシ)配布
参加者:77人(スタッフ4人含む)
一般参加者は宝塚市・西宮市・尼崎市・伊丹市・神戸市北区・三田市の流域各市からの参加の他、流域外からは川西市・神戸市中央区・東灘区・灘区・須磨区・西区・明石市・三木市・西脇市・丹波市・大阪東淀川・豊中市・豊能郡豊能町・猪名川町・枚方市・門真市・奈良橿原市など広範囲の地域からも参加を得た。
所 感:
 今回は武田尾渓谷と桜の園のヤマザクラを見て頂く為に1週間ずらしての開催である。今年のサクラの開花は4〜5日遅れているようだ。朝から天候に恵まれて多くの参加を得た。朝の挨拶時、武田尾渓谷に初めて来られた方を聞くと全体の三分の一程もおられた、前日までの問合せで感じていたが、あらためてうれしい事である。
 いつもの様に、名塩からソメイ桜の終わった集落を抜け、くらがり峠から廃線跡へでる。今日の武庫川は水の流れは多く元気な川である。対岸の山の白いサクラ、廃線沿いのキブシの花が印象深い。桜の園が遠望できるポイントでは、青い空を背景にして咲きほこるヤマザクラは絵になるが、それでも年々広がりが小さくなる感じ、周辺とか手前の樹木が育ち狭めている。親水広場で食事(11:45)、先客多くて河原までいっぱいである。広場のササベザクラは元気に多くの花を付けて満開、権現平花も白い大きな花をつけている、中には小ぶりの木だが、花いっぱいつけ重たげな枝を伸ばしているものもあった。
 昼食後桜の園周遊(12:30)、モミジ道では若葉が目立ちはじめ、早くも秋が楽しみの声もでる。城ヶ丘を通り隔水亭で笹部演習林と櫻守の活動を説明。さくら道の巨木の桜も満開で見ごろであった。山を降り廃線跡ルート、トイレの広場ではオオシマザクラも競う様に咲きほこり、白い花、緑の葉は綺麗で楽しませてくれる。皆さん楽しんで頂いた感じである。温泉橋前で集合し次回の案内をして、全員無事終了し解散(14:30)。このあと自由行動で、右岸を通り武田尾温泉方面へ30人程で散策した。
写真:

@名塩駅集合 77名

A名塩川が注ぐ

Bダム建設は20年間凍結

C武庫川第2橋梁を渡る

Dこころなしか年々小さくなる桜の園のさくら

E親水広場は花見客で大賑わい

F親水広場から下流の展望

G親水広場のササベザクラ

Hさくらの道のヤマザクラは満開

Iオオシマザクラ

J桜の園を振り返る

K終点武田尾温泉橋
ガイド/上田(宏)、資料/上田(宏)、写真/平山

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