平成22年12月11日
第45回武庫川ハイク 実施報告
「座頭谷から逆瀬川へ 六甲砂防を歩く」
エコグループ・武庫川
日 時:平成22年(2010年)12月11日(土)    10:00〜15:00   天候:小雨時々曇
行 程
知るべ岩バス停・堰堤(コースの概況・注意事項/しるべ岩の説明)−蓬莱峡と温泉跡(説明)―座頭谷(砂防堰堤の説明)−鎧積堰堤(説明)−六甲みつばちハニー農場(12:00昼食休憩/蜂蜜販売開店)―県道82号大沢〜西宮線ー逆瀬川源流地帯(説明)−千石ずり(説明)−逆瀬川の砂防(赤木正雄博士の砂防工事説明)−ゆずり葉緑地公園/砂防モニュメント(砂防環境整備の説明)−逆瀬川開発(逆瀬川砂漠時代と開発説明/14:30解散)―宝塚西高校前バス停・・・・・阪急逆瀬川駅

( )内は案内担当森本の説明事項、資料(行程図説明書・逆瀬川砂防パンフレット・次回の案内チラシ)
参加者:45人(スタッフ5人含む)
一般参加者は神戸市北区、西宮市、宝塚市、伊丹市、尼崎市、三田市の流域各市からの参加の他、流域外からは川西市、芦屋市、吹田市、大阪市東淀川区からも参加を得た。
所 感
 宝塚駅前より有馬行きバスで「知るべ岩」下車約10分。はっきりしない天候であったが45人の参加者を得た、いつもの顔がいっぱいだ。しるべ岩に隣接する砂防堰堤の上(万里の長城の様な)で参加者の確認と挨拶。太閤秀吉も通った有馬街道にある「しるべ岩」の道標(太多田川・座頭谷との分岐にある)などの説明しながら今日のコース説明。小雨がぱらつき気になるスタートだった。

 蓬莱峡温泉跡を見ながら座頭谷を登る。剣のように尖った花崗岩の奇岩がある景勝地も今は以前と比べ年々草本、樹木が茂り様子が変わってきた。谷には20を超す砂防堰堤がある。自然石積、鎧石積、コンクリート堰堤と見ることが出来るが、堰堤は土砂で埋まり河原化している。座頭谷を登りきると「六甲みつばちハニー農場」。丁度12時で昼食休憩をとる。農場にはフユザクラが数本満開であった。今日は依頼して蜂蜜販売店を開けてもらい六甲の蜂蜜を買うことが出来た。

 昼食後ハニー農場を出て、県道82号線(大沢(オウゾウ)・西宮)コンクリートの車道を歩く、六甲縦走路と交わる大谷乗越をピークに「ゆずり葉谷」へ下りる所まで約50分とかなり歩く。ゆずり葉台へ下る道は、ツツジの茂った道で春のハイキングを想像してしまう。エデンの園前を通り「千石ずり」の説明をして「ゆずり葉緑地公園」で逆瀬川砂防事業の説明(県民局より資料提供)、砂防モニュメントもあり歴史など展示されている。最後に逆瀬川砂漠の説明。今日は、ほぼ一日小雨で残念でしたが皆さん全員元気で無事終了出来た。
ご苦労さんでした。次回またお待ちしております。

@しるべ岩からスタート

A兵庫県砂防発生の地説明板

B自然石、鎧石、コンクリート堰堤

C砂防堰堤を越えて

D座頭谷の景観

E巨岩・奇岩がそそり立つ

Fハニー農場で一休み、蜂蜜を買う

G満開のフユザクラ(ハニー農場)

H県道82号線を歩く

Iゆずり葉緑地公園の砂防モニュメント
文/上田(宏)、写真/上田(威)・夏目、編集/平山

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