平成22年11月13日
第44回武庫川ハイク
「有野川・有馬川源流地帯を歩く」実施報告
エコグループ・武庫川
日 時:平成22年(2010年)11月13日(土)    10:00〜15:00   天候:晴(黄砂くもり)
行 程
神戸電鉄有馬口駅前(コースの概況・注意事項)−水難碑(水害と山脇延吉翁の話、唐櫃・有野川説明)−専念寺(赤松円心親子の供養塔)−山王神社(緑地保全地域)−奥山川―里山防災林整備(県民緑税活用)−神戸市水道局水管橋―下唐櫃ポンプ場―逢山峡―猪鼻滝―防災堰堤―茶園谷―横谷(保健保安林)−湯槽谷峠(標高695m)−湯槽谷(有馬温泉の湯槽があった)−紅葉谷道―高塚の清水―(有馬三名水)−六甲有馬ロープウエイー鼓ヶ滝公園(鼓ヶ滝)―有馬温泉(15:00解散)
( )内は案内担当森本の説明事項、資料(行程図説明書次回の案内チラシ
参加者:29人(スタッフ5人含む)
一般参加者は神戸市北区、西宮市、宝塚市、伊丹市、尼崎市の流域各市からの参加の他、流域外からは芦屋市、神戸市須磨区、大阪市東淀川区からも参加を得た。
所 感
この時期なら、ようやく霧が晴れて・・・というところだが、今日の朝は黄砂でどんよりとした空である。集合が少し不便の所でもあるが、前回(43回武田尾)雨天中止で行事案内が配布不足からか少し参加者が通常より少なめである。参加者は顔なじみの方も増え和やかにスタートする。下唐櫃集落を通り専念寺(おしゃもじ地蔵)へ、集落にはカヤ葺きの民家が2〜3軒残っている。境内のモミジは紅葉が始まっており綺麗であった。奥山川に沿って林道を登ると、光ケーブル線の設置工事中で多くの方に会う。山はもう紅葉が始まっており、特にタカノツメ・シラキ・リョウブ・アカシデなど黄色物が綺麗で楽しめた。山の道両脇にはササが綺麗に茂り雰囲気がある、この状態なら鹿があまりいない様だ、そんな話をしながら賑やかに登る。しばらくコンクリート道を歩き、小川谷コースへの分かれ道付近で昼食とる(丁度12時頃)。横谷から湯槽谷を下る、今日の難所で滑る靴に何人か気になった。案内に一般向けとした事に反省。有馬三名水の一つ「高塚の清水」で、皆さん秀吉が茶の湯に使ったといわれる清水を試飲した。六甲有馬ロープウエイ駅へ着き、紅葉時期で多数の人出であった。温泉街も道いっぱいの大変な人出、賑わう中で15時解散。帰路バスも超満員で途中バス停では乗れない人が出る状態だった。今日は普段行けない有馬の奥、有野川・有馬川源流地帯、逢山峡から紅葉谷道など綺麗な紅葉を楽しんで頂きよかった。次回またお待ちしております。

@神鉄有馬口駅

AS13年阪神大水害水難碑

B有野川の景観

C奥山川を跨ぐ阪神高速北神戸線

D逢山峡を歩く

E黄葉の茶園谷

F湯槽谷峠695m

G湯槽谷堰堤を越えて

H有馬三名水 高塚の清水

I鼓ヶ滝
文/上田(宏)、写真・編集/平山

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