平成22年9月11日

第42回武庫川エコハイク

大岩岳・丸山湿原・川下川貯水池」実施報告

エコグループ・武庫川
日 時:平成22年(2010年)9月11日(土)   9:30〜15:50    天候:晴
行 程:JR道場駅前広場(気温32℃/湿度60%、コースの概要・注意事項・道場地域説明)−千苅浄水場(北神水道の浄水場説明)−羽束川合流(説明)−千苅ダム(水源地と国指定文化財ダム説明)−大岩岳(山頂説明、食事12:00、気温:30℃/湿度76%)―丸山湿原(第1湿原にて説明/ここで希望者西谷バス組と分れる)−岩尾根(ザイルで下降)−川下川貯水池(説明)−川下川合流/武庫川(説明)―岩場2箇所―渓谷沿いーJR武田尾駅(15:50解散)
( )内は案内担当森本の説明事項、資料(行程地図説明書次回の案内チラシ・千苅パンフ)
参加者:62名(スタッフ5人含む)
一般参加者は宝塚市・西宮市・伊丹市・尼崎市・神戸北区・三田市の流域各市からの参加の他、流域外からは川西市・芦屋市・神戸垂水区・神戸須磨区・神戸東灘区・大阪東淀川区・吹田市・茨木市などからも参加を得た。
所 感:例年にない猛暑が続いていますが、確実に太陽は南に傾き、ツクツクボウシの声とともに稲田はすっかり黄金色に変って来ました。最近気になる事で、稗が稲穂を見下すようにぼうぼうと繁る田圃が目立つようになりました。稗の種子は軽く水に乗って周囲に広がりますから、来年はもっと稗が繁茂する稲田が増えるのではと気懸かりです。
長月の中旬に入りましたが、盛夏に劣らない酷暑が続いています中、今回も62名の参加者を得てびっくりし、元気な皆さんにはお世話になり誠に有難うございます。
千苅ダムから下りてくる水はすっかり減り、魚も溜まりを探し集り暖かい水の中でかわいそうな感じがする。近代化産業遺産千苅堰堤の説明後、送水管のフエンス沿いによじ登り途中千苅貯水池を見ながら尾根道を登り大岩岳山頂に。暑さも加わり厳しいものだったが、皆さん元気に予定時間早めに到着出来た。昼食は360度パノラマ展望の山頂にて広がってする。気温と風もなく蒸し暑さで、早めに次の丸山湿原へ向かう。今年の湿原の状態は集水域からの水も少なく厳しい、花も花期が短く目立った花も観ることが難しかった(普通この時期なら、サギソウ・ミズギボウシ・ミズトンボ・サワギキョウ・ミミカキグサ類・マアザミ・ウメバチソウなど観る事出来る)。今回のコースは距離もしっかりあり暑さも考え、希望者は湿原の説明後、境野からバスで武田尾駅への組をつくり16名あった。岩尾根では、固定ザイル取り付け長蛇の列になり下降、心配していた所がスムーズに通過でき一安心であった。武庫川左岸へ出て岩場の2箇所も順調に通過し、予定より早めに武田尾駅に到着、境野バス組も丁度合流でき全員無事に終了した。
写真

@道場駅集合62名

E難所 岩尾根を下る

A千苅ダム放水路

F川下川ダム

B大岩岳山頂で

G武庫川岩場その1

C大岩岳から丸山湿原へ下る

H武庫川岩場その2

D丸山湿原を歩く

I武田尾橋
助 成:この武庫川エコハイクは兵庫県瀬戸内海環境保全連絡会からの助成を受けております。
文/上田(宏)、写真/蔭山、編集/平山

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