平成22年5月8日
第38回武庫川エコハイク
「道場から生瀬まで」実施報告
エコグループ・武庫川
日 時:平成22年(2010年)5月8日(土)  9:30〜16:00   天候:晴
行 程:JR道場駅前(コースの概要・注意事項・道場の今と昔)―亀治橋(付近の川の状況)―千刈浄水場(神戸市千刈水源地)−羽束川合流(武庫川最大の支流)−第2名神道路工事地(採石場など)−武庫川上流浄化センター(遊水池整備計画)−川下川合流(川下川貯水池)−武庫川渓谷(岩場の注意事項)−昼食(県道切畑道場線未開通地点で)−武田尾温泉(源泉と赤い吊り橋・廃線トンネル説明)―武田尾駅(1次解散/予定者生瀬へ)−水管橋(神戸市千刈水源地)−温泉橋(旧武田尾駅と23号台風時浸水被害)−僧川合流―親水広場(桜の園・亦楽山荘/「櫻守の会」の保全活動)−武田尾渓谷(ポイントで説明)−旧リバーサイド住宅跡地(説明)―西宮水管橋(渡り青葉台地区へ)−JR生瀬駅(解散)
(  )内は案内担当森本の説明項目、資料(行程地図説明書次回の案内チラシ)配布
参加者:48人(スタッフ5人含む)
一般参加者は宝塚市・西宮市・伊丹市・尼崎市・神戸市北区の流域から参加の他、流域外からは川西市・川辺郡・明石市・神戸市(灘区・長田区)・大阪市(東淀川)等から参加があり、内訳は約60%の方がコース初体験の方だった。
所 感:葉桜の季節になると大気に混じる柔らかい湿気で自然の息吹を感じる、こんな時期が好きである。新緑の木々や色鮮やかな藤の花々が丁度見頃であった。花の時期にあらためて気がつく事がよくあるが、道場から岩場を渓谷に沿って下ってゆくと特に多くのフジを見ることが出来る。ウグイスもきれいな声で迎えてくれている。ツクバネウツギ・タニウツギが咲き始めた、これからウツギの季節がやってくる。
今回は、渓谷を下る岩場もある健脚向きの案内で参加者の数が気になったが、多数の方の参加を得て、天候も良く快適な一日であった。心配していた岩場の登りも皆さんの協力をえて無事に楽しそうな思い出になった様だった。渓谷には数ある支流から集まる、その豊かな水は阪神間に供給する大事な水がめである。遊水池整備計画の説明には皆さん関心が多かったようだ。
尚、今回16kmと云う長距離なので武田尾駅で一部自由解散にした。約半数24名で生瀬までのハイキングをしたがあまり疲れた感じはしなかった。生瀬へは国道を利用せず水管橋を渡り青葉台ルートを出た、ほとんど初めての方で良かった様な感じがした。生瀬駅4時全員無事故で行事は終了した。
写真

@羽束川合流地点

D岩場を歩く

A武庫川上流浄化センター

E難所の岩場を登る

B遊水地について説明

F武田尾温泉上流の廃墟のトンネル

C川下川合流付近 新名神高速道の工事が始まる

G武田尾駅で一次解散
助 成:この武庫川エコハイクは兵庫県瀬戸内海環境保全連絡会からの助成を受けております。
文・資料/上田(宏)、写真・編集/平山

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