平成22年4月10日

第37回武庫川エコハイク

「武庫川渓谷と桜の園ハイク」実施報告

エコグループ・武庫川
日 時:平成22年(2010年)4月10日(土) 9:30〜14:45  天候:晴
行 程
JR西宮名塩駅前(コースの概要・注意事項)―塩瀬集落(昔と今)−くらがり街道(篠山街道・杜氏の道)−尼子谷川(説明)−旧福知山線廃線跡(最近のJR管理状況と自己責任問題等)−旧リバーサイド住宅地(23号台風洪水被害と以降の対策)−どん尻川合流(説明)−高座岩(渓谷最大の岩石・神の岩)−渓谷(武庫川の誕生と流域、渓谷の地質・景観・植物群落等説明)−ダム計画地(下流治水対策としてダムを県が検討中の説明)−人面岩場(説明)−北山第1トンネルー十国の瀬・十国の滝(空水の滝/雨の後にだけ流れる)−北山第2トンネル(全長413mコースで最大)−重次郎ヶ淵(説明)−溝滝(渓谷最大の滝/雄滝・雌滝)−武庫川第2橋梁(見える天狗岩説明/23号台風洪水時の状況説明)−桜の園景観ポイント(渓谷と桜の園遠望説明)−親水広場(昼食、桜の園「亦楽山荘」と「櫻守の会」管理整備活動紹介)−園内周回(もみじ道・・城ヶ丘・・隔水亭・・育樹の丘・・さくら道/笹部氏演習林当時の説明)−長尾山第2・3トンネルー温泉橋(解散)−有志:武庫川右岸―水管橋(神戸市水道/千刈から上ヶ原浄水場送水管)−武田尾橋(吊橋説明)−JR武田尾駅(解散)
(  )内は案内担当森本の説明項目、資料(行程地図説明書)配付
参加者:98人(スタッフ5人含む)。
一般参加者は宝塚市・西宮市・伊丹市・尼崎市・神戸北区・三田市の流域全市からの参加のほか、流域外からは川西市・豊能町・茨木市・神戸市(灘区・東灘区・須磨区)・明石市・倉敷市・北九州市など広範囲から参加を頂いた。尚、今回は初参加者30余人程もあった。
所 感
今年はたびたび訪れる寒波により春の花も大変そうな気候、桜の開花(期間)も幾分か長く感じられる。今回は晴天に恵まれ、流域全市から参加があり、又、流域外からも多く、遠方は北九州市とか倉敷から知人の紹介とはいえ参加いただいて、100人近い皆様で賑わった。これは広報関係で各新聞社、関係広報誌の支援を頂いたおかげでありました。
案内コースは限られた道幅での説明なので、武田尾渓谷に初めて訪れた方を案内者の周りに集まってもらい進行しました。天候は一応晴なのだが、多少の薄曇りもあり風なく蒸し暑さで汗をかく状態でトンネルになると少し救われた感じがした。
武田尾渓谷はV字型の深い谷を蛇行しながら生瀬まで続きますが今日は水が多く力強かった。切り立った壁の上には多くのゴルフ場が有り、ゴルフが出来るような平坦な地形になっています。「空水の滝」も豊かな水が流れ落ち白く光っていた。この渓谷に沿って自生する多くの植物貴重種群落など保全活動の説明するが、草木の花葉の展開は時期的に早いので少し無理があったか。景観ポイントでは、丁度ヤマザクラの満開の山を案内出来て良かった。

昼食は桜の園入口「親水広場」するが今日は河原まで人出で満員状態であった。食後、桜の園「亦楽山荘」を案内、全員の参加であったが、登る前にゆっくりと景色を楽しみながらと思いながら、どうしても前へと進むので中には厳しいハイクになった方もあった。予定の2時頃温泉橋で一応解散、大半の方が帰路。有志により右岸武田尾橋周回は30人程参加で最終2時45分頃全員無事故で行事は終了した。
写真集

@西宮名塩駅スタート98人 ガイド森本氏

E桜の園遠望

A廃線跡を行く

F親水広場のササベザクラ

B北山第一トンネル

Gもみじの道を登る

C白く光る「空水の滝」

Hさくらの道 ヤマザクラは満開

D武庫川第2橋梁を渡る

I温泉橋で一次解散
助 成:この武庫川エコハイクは兵庫県瀬戸内海環境保全連絡会からの助成を受けております。
文/上田(宏)、写真・編集/平山

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